10.1から10.2で変更になるパラメータを見てみた。
個人的に気になるものは以下の通り。
・max_allowed_packet
4MB -> 16MB
・sql_mode
NO_AUTO_CREATE_USER,NO_ENGINE_SUBSTITUTION -> STRICT_TRANS_TABLES,ERROR_FOR_DIVISION_BY_ZERO,NO_AUTO_CREATE_USER,NO_ENGINE_SUBSTITUTION
・innodb_additional_mem_pool_size
removed
・innodb_autoinc_lock_mode
1 -> 2
・innodb_buffer_pool_dump_at_shutdown
off -> on
・innodb_buffer_pool_dump_pct
100 -> 25
・innodb_buffer_pool_load_at_startup
off -> on
・innodb_buffer_pool_size
Dynamic
・innodb_checksum_algorithm
innodb -> crc32
・innodb_compression_algorithm
none -> zlib
・innodb_file_format
Deprecated
・innodb_file_format_max
Deprecated
・innodb_flush_sync
new
・innodb_large_prefix
Deprecated
俯瞰してみると、これまで10.1では必ず設定していたパラメータが、
defaultで採用されているケースが多い。
そして、767byteを超えるインデックスについて扱っていた
large_prefixに関係するパラメータがdeprecatedになり、
defaultで3072byteまでインデックスサイズが拡張されるということか。。
もうちょい深読みしてみないと、上記の変更が生む弊害が読めないが、
往々にして、より扱いやすい方向に進んでいる気がする。
なお、上記のパラメータの多くはMySQL5.7でも採用されている。
以上
コメントがあればどうぞ