MariaDB 10.6が7月にGAになっていました。
https://mariadb.com/kb/en/changes-improvements-in-mariadb-106/
ざっくり変更点。(ざっくりだよ)
- Atomic DDL が入った模様
- SKIP LOCKEDが入った模様(MySQL8に追従ですね)
- ignored index(MySQLでいうとinvisbile index)
- json_table関数(ここもMySQL8に追従ですね)
- sysスキーマ
- utf8mb3の導入
- innodbのパラメータが結構削除
と言った形で、利用者向けには、MySQL8への追従が結構ある感じです。(Oracleの関数対応もありますが)
管理者向けには、innodb関係のパラメータ削除(10.4でdeprecatedになっていたが)は気をつけるべきかと。
まだ全然試せていませんが、utf8がなくなっている(DDLではutf8でOKだが、information_schemaではutf8mb3になっている)ので、
ちょっと注意が必要。(わたしがつくっているmagentadeskも10.6には対応済み)
そのほか、気になっているのが、10.5.9くらい(10.4系の新しいのも)で、log_write_up_toの改修が入ったようなのですが、
10.6系も引き続き入っており、このあたりがどうなっているかはちょっとテストしてみないとわからん感じです。
以上
コメントがあればどうぞ